| 「やあ、若いホビットさん。マゾム協会について学びに来たのかね。おいらはそこのメンバーになって4年以上たっているからかなり詳しいんだ。ちょっと近くに来てくれ。おいらの視力は昔ほどよくないんだ。というのもおいらは今年で100歳になるんだよ」
「5年前、ホビットの一団がホビット庄全域おいてマゾム館とマゾムの復元に非常に興味を持った。そこでおいらたちは非常に有意義な会議を開きさまざまなことを話しあったんだ。例えば、マゾムが見つかりそうな場所や私的コレクションのマゾムを貸してくれそうな人、マゾムとそうでない物の見極め方などだよ。会議のほとんどは夕食時に開かれ、多くの参加者が集まった。ちょうど一週間前、ボールドウィン・フォックステールはなぜ、主要階にマゾムの数を増やそうと提案したのだろうか。こんなに大勢のホビットが歴史に興味を示すなどだれも想像しなかった」
「よい計画はいくつかあるが、実際にはまだマゾムを探しに出かけて集めることはしていないんだ。そこでおまえのような若者の出番だ！旅の途中マゾムを見つけてここに持ち帰ってくれれば整理して揃えておける。今以上にマゾムを失うのは残念でならないからな」
「おいらたちのコレクションの素晴らしさは軽減しつつある、というのもビルボ翁が非常に貴重なものをいくつか持ち去ってしまって、その後彼は殺されたか行方不明になってしまったんだ。今となってはあの年老いた者がどうなったのかよく覚えてないが…」
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