「よく聞いてください、<名前>」
「Lが一番恐れていたことだ。彼の望みを引継ぎシサドの鍵を壊し隠してしまおう(タル・ブルイネンの石は重いのでちょうど良いだろう)」
「シサドがどこにあるのかは分かりませんが、ライルダンが『N』を表すナルクイルを所持していたようです。そしてある時サラがこの鍵を壊し隠してしまいました。さらに見てください」
「…シサドの階段に立ち、入り口のほうを見上げたら左を向き壁に向かって歩く。その後右を向き二本のそびえ立つ物の間に、四本のそびえ立つ物が見えるまで縁石に沿って進む。二本の間を進み四本の右手を見る。鍵は常に日陰に隠されている」
「シサドという地名ももしかしたら今とは異なる名前かもしれません、<名前>。言葉は時とともに変化し、またライルダンは長い間生き続けました。場所の名前についても彼が思う名前が、他の者に呼ばれる名前と一致しているとは限りません。名前について言えば、シサドとデロッサドは類似点が多いように思いませんか?」
「なぞなぞの最初の部分は解読できたようです、<種族>!デロッサドへ行きサラの日記を手がかりに隠された鍵を探して下さい。その場所だということは確かです!」
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